紹介

「日保ち」と「おいしさ」の兼ねあうケーキへの試み

すずしい部屋で、せめて4~5日、「日保ち」と「おいしさ」の兼ねあうファンシーなケーキ類と現代風フルーツケーキへの試み

日保ちとおいしさの兼ねあう洋菓子65レシピ

あいさつギフトは年二回、心からの贈りものや「一緒にお茶を」はオールシーズン。作るほうも贈るほうも、それぞれに考えます。「なにか新しいものはないか」、「もっと、ちがうのがあればいいのに・・・」。いまはどの家庭も少人数です。食べるということが、「たくさん」から「目に良く」「おいしく」にかわって久しくなります。

そのなかで洋菓子店の贈答品には、「詰合せは便利だけど普段っぽい。切ってないケーキで、もっと小さいのありますか?」「グルメの年配の方、上等で、おいしくて、急いで食べなくてもいいものを。」「クリームのはきれい。フルーツケーキはパッとしない。どうして中間がないの?」「帰省の手みやげ、だから普通のケーキを。車で6時間、大丈夫ですか?」いろいろな声がきこえます。

時代によって声の内容はさまぎまですが、その声が、時代の要望の一部であることは同じです。

そこで今回、このシリーズで試みるのは、贈答に含みをおいた、今日風の「日保ちするケーキ類」。少々の条件として、

●室内で4日ぐらいは置けるもの。夏をのぞけば、必ずしも冷蔵庫の必要がないこと。
●「日保ち」とは、日数と、おいしさとを兼ねあうこと。
●世のなか一般に少人数。加えて日保ちを考えた製品は、味が濃いめです。そこで、菓子の大きさを、丸と角では4号(約12センチ)、長方形は長辺13.5センチに設定。
●菓子の仕上げは、実質本位よりも、ややロマンチックに。目の楽しみを。
●フルーツケーキについては、どこかに特徴があるものを。

これらを製作者の方々と協議して、製品例を挙げました。洋菓子の「日持ちにかかわる諸条件」と題して、食品研究家の河野友美氏の解説があります。ギフト商品の実際的なヒント集として多くの方々にご利用いただいています。ぜひ、お試しください。

特選 贈答菓子

特選 贈答菓子

B5版変形
総152ページ(カラー商品65点)
葛西 延昌、浦部 長正、神成 勇夫、渡辺 義雄、大島 陽二 製作/監修
発行 : 有)モーリス・カンパニー