紹介

レストラン「オ・プティ・モンモランシィ」料理集

素材取合せの妙味と多くの創作で知られる著者が、料理の初心者を「ちょっと道草しましょう」と誘います。季節ごとの市場の楽しみ、調理場にあるもの、なぜその料理が生まれたか、お客や友人との温かい交流、料理への考え方など、オーナーシェフの日々の暮らしを通して語ります。

レストラン「オ・プティ・モンモランシィ」料理139レシピ

◆子供時代の思い出:マイエンヌの農場で
◆調理場への案内:シンプルな料理
◆市場への案内:野菜・果実・ハーブ類
◆食前酒からデザートまで:アントレ・魚・貝と甲殻類・牛肉・子牛肉・子羊肉・豚肉・家禽・うさぎ・ジビエ・野菜・サラダ・デザート。レシピ139品。

「表紙のダニエル・ブーシェは、いまや料理する青年である。パリでは、多くの人々が、次々とプティ・モンモランシィに食事をしにやってくる。我々が初めて出会ったのは、1971年の或る夏の夜、レ・アル地区のモンモランシィ通りの、ビストロ・プティ・モンモランシィだった。鏡に向かったカウンターで、ひっそりと待っていると、調理場のドアが開くたびに得も言われぬ香気が漂ってきて、それを深々と吸い込むうちに、私は幸福な気分になった。次いで目の前に料理が置かれた。私は皿に見入って-まるで魔法使いが水晶球をのぞきこむように-その上に、大いなる運命をもった料理人とその未来を、はっきりと読み取ったのであった。・・・ダニエル・ブーシェの料理に関しては、私をはじめ、各編集者たちが言及する必要もない。それより私が強調したいのは、彼が内にもつ、心豊かな子供時代や農場の記憶、また情熱とか強い想像力、これら滅多にない幸運が彼を育て、彼の料理に、まことに好ましい影響を与えている、ということである。この、実に味わいのある書物は、田園の香りと、少年時代の思い出をのせて、料理界にさわやかな風を吹き込んだ。と同時に、本当の才能とは、学者になることでなく、学ぶ者として無心のまま在り続けられることだ、という真理を、我々に新たに思い起こさせるのである。」(序文より:クリスチャン・ミヨー)

原題「InvitationalaCUISINEbuissonniere」。料理に興味を持つ方々にお薦めする1冊です。パリの『創造的料理人』であるダニエル・ブーシェが「心豊かな少年時代」や「農場の記憶」「調理場の話」と「食前酒からデザートまでの料理139品」を、さわやかに語る、読んで楽しい料理書。「春と夏のアラカルト」「秋のアラカルト」「冬のアラカルト」のメニューを付記。季節とともに、本の中で料理を注文してみて下さい。『鴨とリンゴとほうれん草のトゥルト』『七種野菜のグルマンディーズ』などは、いかがですか。心温まる料理人の生活が、この本にあります。

料理人のパレット

料理人のパレット

A5判上製
総368ページ(カラー16ページ)
ダニエル・ブーシェ 著
木沢 武男 監修
モーリス・カンパニー 訳
発行 : 有)モーリス・カンパニー